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「taspo」天下の愚策に終わるのか?加入者は一割以下

日刊ゲンダイ」より転載。

★引用開始★

「taspo」天下の愚策に終わるのか?加入者は一割以下

2008年05月19日10時00分

 成人識別ICカード「taspo」(タスポ)の普及率が、サッパリ上がらない。今年3月から全国のたばこ自販機で逐次稼働しているが、カード発行枚数は289万3587枚(4月27日現在)にとどまったまま。普及率は、約2600万人いる全国の喫煙者のたった1割に過ぎない。

 普及率低迷の理由は、カード発行までの煩雑さ。身分証明書のコピーに加え、顔写真まで専用申込書に添付して窓口に郵送しなければならない。たかが、たばこを買うのに「“喫煙証明書”が必要なんて」と、抵抗を感じる喫煙者も多い。

 そのため、導入が始まった地域の自販機は、コンビニに客を奪われ、売り上げが激減。自販機を管理する街のたばこ屋からは悲鳴が聞こえる。

「大半の店の売り上げが半分から7割減に落ち込みました。廃業に追い込まれる個人商店も増えています」(3月から導入した宮崎のたばこ販売業者)

 タスポ導入で、たばこが買えない中高生の間では、万引が横行。タスポ導入が、かえって混乱を招いているのだ。

 導入に投じられる資金もベラボーだ。

「自販機改造やカード発行に伴う初期費用が800億〜900億円。運営維持費が年間約100億円かかります。ほぼ全額負担するのは、カードを発行する『日本たばこ協会』。JTなどメーカー3社でつくる社団法人で、運営費はメーカーの売り上げなどで賄われています」(日本たばこ協会関係者)

 つまり、喫煙者の日々のたばこ代が、回り回って厄介なシステムに消えているのだ。

 来月には大阪、7月には東京で、タスポが稼働する。このまま普及しなければ、混乱拡大は必至だ。「未成年者の喫煙防止」に異論はないが、ガムシャラに導入を急ぐシステムだろうか……。

【2008年5月16日掲載】

★引用終了★

 喜八のボヤキ「なんともはや・・・。これもまた日本官僚の劣化を示す一件か・・・」


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